NPDは2008年度の家庭用ゲームソフト売り上げランキングを発表、昨年、北米市場で最も売れたソフトは、約528万本を売り上げた
『はじめてのWii』であったことを明らかにしました。
Wii最大のソフトといえば言わずと知れた『Wiiスポーツ』ですが、北米版Wiiでは『Wiiスポーツ』がバンドルされていることから、Wiiリモコンが同梱される『はじめてのWii』を最初の1本として選ぶ消費者が多く、12月度に約200万台を売り上げたWii本体の売れ行きに比例するように、12月度のソフト売り上げランキングでも『はじめてのWii』が約146万本でトップに立ちました。
また年間でも『GTA4』(360,PS3合計すると約520万本)らの超大作ソフトを押さえ、2006年に発売された『はじめてのWii』が、2008年最大のソフトとなりました。
その他にも『マリオカートWii』や『Wii Fit』などWii用のニンテンドー製ソフトは絶好調で、売り上げ上位4位をニンテンドー製ソフトが独占、ハード、ソフトともに2008年もニンテンドーが市場を完全制圧した形と言えそうです。
2008年 北米市場 家庭用ゲームソフト売り上げランキング(NPD)
01. 『Wii Play(はじめてのWii』 (Wii) - 528万本
02. 『マリオカートWii』 (Wii) - 500万本
03. 『Wii Fit』 (Wii) - 453万本
04. 『スマブラX』 (Wii) - 417万本
05. 『GTA4』 (360) - 329万本
06. 『CoD:World at War』 (360) - 275万本
07. 『Gears of War 2』 (360) - 231万本
08. 『GTA4』 (PS3) - 189万本
09. 『Madden NFL 09』 (360) - 187万本
10. 『マリオカートDS』 (NDS) - 165万本
http://kotaku.com/5132551/decembers-biggest-game-in-the-us-is-wii-play
http://kotaku.com/5132576/what-was-2008s-best-selling-game-in-the-us

NPDは12月度の北米ハードウェア売り上げランキングを発表し、ニンテンドーDSがゲーム機としては史上初めて、北米での月間売上げ300万台を突破したことを明らかにしました。また未だに品薄状態が続いているWiiも、約215万台を売り上げ、ニンテンドー製ハードは12月度だけで計500万台を突破したことがわかりました。
12月北米ハード売り上げランキング(NPD)
NDS - 304万台
Wii - 215万台
360 - 144万台
PSP - 102万台
PS3 - 73万台
PS2 - 41万台
http://www.gamasutra.com/php-bin/news_index.php?story=21885
主要なゲームサイト、ゲーム雑誌などに掲載されたゲームのレビュー記事を100点式に換算し、そのゲームの平均レビュー点数を掲載しているMetacritic.comですが、2008年に発売されたゲームのMetacritic平均値を集計したMTVによると、2008年、最も批評家からの評価が高かった家庭用ゲームは
『Grand Theft Auto 4』の平均98点であったようです。
尚、これまでソフト不足が指摘され、ライバルハードに苦戦を続けていたPS3ですが、2008年は高得点を獲得した『LBP』や『MGS4』をはじめ、対応ソフトが充実した年であったといえそうです。
2008年 Metacritic.com 平均点数
1. 『GTA4』 平均98点(360版-98点、PS3版-98点)
2. 『LBP』 平均95点(PS3)
3. 『MGS4』 平均94点(PS3)
『BioShock』 平均94点 (PS3)
『ペルソナ4』 平均94点(PS2)
『World of Goo』 平均94点(Wii)
4. 『スマブラWii』 平均93点 (Wii)
『Gears of War2』 平均93点 (360)
『クロノトリガー』 平均93点 (NDS)
『Braid』 平均93点 (360)
5. 『FallOut3』 平均92点 (360版-93点、PS3版-92点)
6. 『Rock Band 2』 平均91.5点(360版-92点、PS3版-91点)
7. 『GoW:Chains~』 平均91点 (PSP-91点)
*上記ランクでは、元記事に掲載されていたものからPCゲームの評価を除き、また少数点以下の差が不明なものは同ランクとしました。
http://multiplayerblog.mtv.com/2008/12/24/10-best-games-metacritic/

3Dの立体映像技術を持つ、Meant to be Seen社のCEO、ニール・シュナイダーは、同社の3D映像技術がPS3に採用され、2009年中にも3D立体映像に対応したPS3ゲームやブルーレイ動画が提供される予定であることを明かしました。
Meant to be Seen社 ニール・シュナイダーCEO
「最も素晴らしいのは、この技術はPS3のアップデートのみで動作することです。」そう語る同氏はこの技術が特別な周辺機器を必要としないことを示唆しました。
また加えて同社の技術を採用した『ベオウルフ』などの映画が、通常版での公開に比べて2~3倍の観客を動員をしたことを挙げ、
「PS3にこの機能が加わることにより、他ハードへの対抗策となるかもしれない。」とも語りました。
尚、Blitz Games Studiosがこの3D立体映像に対応したゲームを既に開発中であるとのことです。
http://www.gameinformer.com/News/Story/200812/N08.1219.1622.44781.htm