前Xbox360責任者、そしてさらにその前は北米セガの責任者であった、現EAスポーツ責任者のピーター・ムーアは、Esquire誌の最新号において、『ソニック』の産みの親であるユージ・ナカに
「Fu*k you」と発言していた過去を明らかにしました。
時はドリームキャストの時代。
セガオブアメリカの責任者として身を粉にして働いていたムーアは、ライバルのPS2に押され、倒れたままのセガのイメージを一新するにはまずは自社の徹底分析から、と考え、同社のメインターゲットである20代のユーザーを中心に、
「もしセガを"人"に喩えるとしたら・・・どんな人だと思いますか?」との聞き取り調査を行いました。
調査の結果は非情でした。
"かつてはクールだったけど、そんなことも思い出せなくなった、ボケたおじい"
それが当時のセガのイメージでした。
ムーアは、残念なことになったセガのブランドイメージ調査の結果を日本語に訳し、本社への報告の為に東京を訪れました。しかし身を切る思いで作成した調査報告は、ムーア曰く"自惚れ気味"のユージ・ナカによって横やりを入れられ、聞く耳を持たれなかったようです。
「キレたね」ムーアはこう振り返ります。
「俺は通訳に向ってこう言ったんだ。"ヤツにファックユーと伝えろ"ってね」
通訳はムーアのコメントを訳すことを拒否しましたがその必要はありませんでした。
「ナカはアメリカに3年間住んでたから何を言ったのかは解ってたはずだ。俺はそのまま部屋を出て戻らなかったけどな。」
またムーアによれば、その時の調査では他社の分析も行っており、Rockstarは
「ラスベガスから売春婦をはべらせて帰ってきた、酔っ払った親戚のおっさん」、現在、ムーア自身が在籍するEAについては
「ハイスクールのアメフト部のクォーターバックで、いつもチアリーダーを連れてるムカつくリア充野郎」との調査結果が得られていたことを明らかにしています。
http://www.gamesradar.com/xbox360/xbox-360/news/when-peter-moore-said-f-you-to-yuji-naka/a-20080905125652796078/g-20060321132945404017