イラク従軍時代のトラウマに悩まされていた元海兵隊員、エリック・ホールさん(24)が、リアルな戦場体験を売りにしたFPSゲーム、『Call of Duty』をプレイした直後に家を飛び出し、そのまま一週間、現在も行方不明となっています。
友人の証言によると、エリックはフロリダで親類の家に滞在中、友人と『Call of Duty』(おそらく最新作の『CoD4』)をプレイし、その直後
「・・もう起きなきゃ・・行かなきゃならないんだ・・」と呟くと、そのまま家を飛び出して出て行ってしまった、と友人が証言しました。最後に彼が目撃されたのは、バイクに乗った彼が家から出るところで、そのバイクは後に道路沿いで発見されました。
尚、彼の父親によれば、2005年、彼がまだイラクで従軍していた頃、パトロール中に起こった爆発事件により左半身に大怪我を負って以来、彼はその幻覚とフラッシュバックに苦しんでいたようです。(伝えられるところによると、彼の親友は彼の目の前で斬首されたとも言います。)
『Call of Duty』が彼の失踪にどの程度、関連があるかは不明ですが、同ゲームのリアルな映像体験によって彼のトラウマが蘇ってしまっと見られることから、一部メディアではまたテレビゲームの影響を指摘する声も上がっています。
彼の失踪から一週間経った現在も、彼の消息は不明ですが、最後にゲームをプレイしていた親友は
「あいつは海兵隊だ。どうやって生き抜くか術を知ってる。死んでなんかいない。あいつが帰ってくるのを待っている。」とコメントしました。
http://www.foxnews.com/story/0,2933,330225,00.html