一昔前までテレビゲームといえば、暴力や性描写が溢れ、親の世代からは忌み嫌われる存在でしたが、その傾向も変化しつつあるようです。
テレビゲームに含まれる暴力や性描写を審査する機関、ESRB(Electronic Software Ratings Board)によると、2007年にアメリカで発売され、ESRBが審査を行った1563本のゲームのうち、全体の約60%が全年齢を対象としたE(Everyone)レーティングのゲームでした。
また年齢17歳以上を対象とする「M(Mature)*」指定の成人向けゲームは、前年の8%から減少となる、全体の6%に留まりました。次世代機(現世代)が出揃う直前の2005年では、M指定ゲームが全体の12%だったことから、2005年から現在までに、成人向けゲームの割合はほぼ半減したことになります。
*M指定ゲーム:保護者の同意により対象年齢以下でも購入可。完全18禁はAO(Adults Only)
http://www.esrb.org/about/news/