11/12の北米での発売を間近に控え、各主要ゲームサイトにおいて、『スーパーマリオギャラクシー』のレビューが揃いました。各ゲームサイトでの評点を100点満点に換算して再集計しているMetaCriticによると、現在『スーパーマリオギャラクシー』の得点は平均97点。今年発売された、その他の平均90点超え傑作ソフト群(『CoD4』PS3,360平均95点、『BioShock』平均96点、『OrangeBox』平均96点、『Halo3』平均94点)と並んで今年の最優秀ゲーム候補のひとつとなりそうです。
「GameProは『マリギャラ』にぞっこん」 by GamePro
ほとんど無意味なCoop等、小さい問題はあるが、『マリオギャラクシー』は明らかにWiiで出来ることのハードルを押し上げた。『マリギャラ』はやればやり込んだだけ時間のかかるタイプのゲームだ。これまでプレイしたゲームの中でも、何度もやり直したくなったゲームはこれが初めてだろう。『マリオギャラクシー』には『マリオ64』をキミが愛した全ての要素があり、『サンシャイン』でムカついた要素は一切無い。
http://www.gamepro.com/nintendo/wii/games/reviews/144948.shtml
「初体験の感覚。まさに第二の自然界」 by 1up(95点)
要するに『マリオギャラクシー』は、最近では最も印象的で心奪われるゲームの一つで、今年出る他のAAA級のゲーム、、ダークで、成人指定で、FPSで、ってのとは対照的なゲームだ。ゲーム業界は成長している。しかしいつの時代でもゲーマーとは、その美しく磨きぬかれた操作性とゲームデザイン自体をよく見ているものだ。例えそれがキーキーうるさい赤ちゃん星や、マンガチックでマヌケなヒーローという砂糖でまぶしてあっても、だ。『マリオギャラクシー』は、マリオが25年前にしてみせたのと同じように、彼がこの媒体で唯一の存在だということをまた証明してみせた。しかしマリオを単にゲーム界のゴッドファーザーだからという理由でプレイするのならやめてくれ。あ、いややっぱり素晴らしいのでプレイしてください。
http://www.1up.com/do/reviewPage?cId=3164124
「『マリオギャラクシー』はバツが悪い」by EURO Gamer(100点)
『マリギャラ』はバツが悪い。ゲーム機全体にとってバツが悪い。アクションゲームにとってバツが悪い。ニンテンドーにとっても、Wiiにとっても何ともバツの悪い存在なんだ。『マリオ64』が出てから10年間、一体全体僕らは何をプレイしてたんだろう。待ち望んでいたのはきっとこんなゲームだったはずだ。
http://www.eurogamer.net/article.php?article_id=86873
「Wiiを買う理由がここにある」 by CVG (95点)
足元で踊るスタービッツとともに惑星軌道に乗って星から星へマリオが飛び立つ時、これはどんなにしかめっ面のゲーマーでも思わず笑みを浮かべさせてやるという、ある種の挑戦に近い。 (中略) ニンテンドーは当初よりゲームプレイはグラフィックスに優ると言い続けてきたが、『マリオギャラクシー』はそれを両方ともパーフェクトに成し遂げた。『マリオギャラクシー』はWii史上最高のゲームだけでなく、ゲーム史上最高のゲームの一つだろう。
http://www.computerandvideogames.com/article.php?id=175014
「偉大さの帰還」 by GameSpy (100点)
GameSpyはこの素晴らしいビデオゲームを享受できることをここに誇りに思う。『マリオギャラクシー』はすべての種類のゲーマーに十分お奨めできる、というゲームなわけではない。が、もしキミが最高のものを楽しみたいのであれば、キミは『マリオギャラクシー』を絶対に手に入れる必要がある。これは今年最高のWii用タイトルであるだけでなく、今年度最優秀ゲームの有力候補だ。
http://wii.gamespy.com/wii/mario-wii/833777p1.html
「スーパーモデルの背中にある小さな傷くらいの欠点も」 by IGN(97点)
『マリギャラ』はまだ完璧とは言えず、喩えるならスーパーモデルの背中にある小さな傷のように、いくつかの細かい欠点がある。例えばカメラワーク。ほとんどの場合は問題無いが稀にひっかかる場合がある。そして全体の難易度。クリアに必要なスター60個までとボス戦は私にはいささか簡単すぎた。しかしこれらの潜在的な欠点を考慮したとしても、ニンテンドーのトーキョースタジオは、Wii史上最高のゲームであり、10年後にも語り継がれるであろうクラシックを作り上げたと言える。
http://wii.ign.com/articles/833/833298p4.html
「我々はおそらく、家庭用ゲーム機の再生を目撃している」 by GameTrailers.com (98点)
ジャンプアクションゲームはもう死んだものとして頭の片隅に追いやっていただろう。『マリオギャラクシー』もその手のゲームだ。しかしこれは既に確立されたものと予期しなかったものの完璧なブレンドだといえる。そしてソフトウェアの丁寧に作られた断片の数々が、キミの潜在意識に訴えかけ、思わずコントローラーを落としそうになるはずだ。操作性、工夫、多様さ、クォリティとそのボリュームは非の打ち所が無い。唯一不確実なのは、このゲームがキミの人生の一体どれだけの部分を占めることになるかだ。
http://www.gametrailers.com/gamereview.php?id=2660
「たぬきスーツ導入以来、最高のマリオゲーム」by Kotaku (採点制度なし)
ニンテンドーはリアリスティックなグラフィックとハイテクなゲーム機だけが、楽しいゲーム体験をもたらす訳ではないことをまたも証明してみせた。『マリオギャラクシー』はゲーム史上の中でも抜きん出た傑作だろう。Wiiオーナーかい?あんたの持ってる、マヌケでちっちゃい機械に、ご褒美代わりにちょっとばかしのチャンスをやってくれよ。俺が疑ってたのは謝るから。
http://kotaku.com/gaming/impressions/galaxy-restores-my-faith-in-mario-321347.php
*各サイトの得点は、Metacrtic.comが100点制に換算したものです。
http://www.metacritic.com/games/platforms/wii/supermariogalaxy