先日、Xbox陣営のトップを退任したピーター・ムーアですが、GameDaily.Bizに、E3で行われたXbox陣営トップとしての最後のインタビューの全文が掲載されており、
「PS3の10年計画は崩壊している」と反撃した部分以外についても掲載されています。
今回、掲載された他の話題としては、Xbox360本体の赤リング故障問題について大きく触れられており、ピーター・ムーアは
「批評家達は歴史の授業を受ける必要がある」と語り、ゲーム業界を歴史的に見れば今回の件は珍しい出来事ではないと強調しました。
GameDaily.BIZ:皮肉にもマイクロソフトがゲーム機事業に参入した当初、マイクロソフトはソフトウェアの会社であって、ハードウェアの会社ではないと批評家達に冷笑されたことがあります。現在、360の本体にいくつかの欠陥が見つかったことで、それらの批評家達が正しかったということが証明されたように見えますが、それらの批評家には何と仰りたいですか?
ピーター・:その批評家達はハードウェア故障について振り返る宿題ができたね。この業界を過去30年振り返ってみれば同じようなことはいくらでもあっただろう。
BIZ:これまでもこういった故障の例があったということでしょうか。
PM:この規模ではないかもしれない。金額的な面で言えば確かにそうだな。しかし昔のゲーム機はすべて完璧で故障なんてしなかったと言う人がいるならば、その人は歴史の授業を受ける必要があるだろうな。
http://biz.gamedaily.com/industry/feature/?id=16905&page=1