ニンテンドーの社長であるサトル・イワタは、Wiiが家庭用ゲーム機史上で最も人気を博したゲーム機であるPS2を超えることが出来ると考えています。
「ソニーのPS2が売り上げた1億台という数は、我々のゲーム事業でもこれまで成し遂げることができなかった驚異的な数字です。」イワタはロイターに話しました。
「しかし、もし我々のゲーム人口を拡大するという試みが継続的に成功できるならば、その数字を超えることが出来るでしょう。」
PS2は2000年の発売以来、累計で1億2000万台以上を売り上げました。ニンテンドーのWiiは2006年の12月から2007年3月までの間に580万台を売り上げており、来年の3月までには計1400万を売り上げると予測しています。
またイワタはニンテンドーのハードウェア部門が、既に収益を上げていることを明らかにしたうえで、同社の新しい聴衆をターゲットとする戦略が成功したと語りました。
「僕は、ソニーがターゲットとしているユーザー層とニンテンドーがターゲットとしている層が共通していないとは言いません。」とイワタが認めました。「しかし、その共通部分は、極めて小さいのです。」
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